水は飲み過ぎにも注意が必要?水中毒の症状・原因

人の体のおよそ3分の2は水分で構成されており、空気と同じくらい水は生命を維持するのに不可欠な存在です。しかし飲みすぎると水中毒に陥ることがあります。水中毒の症状は、血中のナトリウムイオン濃度が低すぎることで起こり、体内の過剰な水が体温を下げて胃腸機能を低下させたり、疲労感や頭痛、吐き気などが出ます。さらに悪化すれば、性格が変わったり注意力が散漫になって落ち着きがなくなったりすます。最悪の場合、神経伝達ができなくなって痙攣や昏睡状態、呼吸困難による死亡の恐れがあります。水中毒の原因は、体の水分バランスが大きく崩れることです。通常は水分を多めに摂取しても、組織に溜め込まれなかった分は尿として排出されます。しかしあまりにも飲み過ぎると血液を薄めるので、ナトリウム濃度が下がります。ナトリウムは水分バランスを保つ他にも、神経伝達機能や筋肉を動かすなど全身に作用しています。ナトリウム濃度が一定値を下回るほど水を飲むと、様々な症状が現れます。

スポーツなどで大量に汗をかいた後に水をたくさん飲むと水中毒になりやすいです。汗にはナトリウムが含まれるので、運動後は血中ナトリウム濃度が下がっており、水分補給のために摂取した水でさらに血液が薄まります。体重11kgの子供が毎日水を6L飲んだところ、水中毒になったという報告があります。また最近は水を飲むことはデトックスにつながるので、ダイエットに有効と女性を中心に流行っています。しかし喉が渇いていない時に無理やり水を飲むと、塩分や水分のバランスが良い体内に水だけが大量に侵入するので危険です、スポーツによって起こる水中毒で死に至ることはなく、救急搬送され危険な状態に陥るのは無理に水を飲んだケースです。また神経疾患を持っていると、薬の副作用で口が渇いてしまいます。少し水を飲んだくらいでは満足できないので、さらに水を飲まなければならないと考えて、必要以上に飲む傾向があります。

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